Eudaemonics ─四千年の泡沫で君ヲ想フ─
第二幕 幸福への障害 幕間《魂の記憶》
更新をしました。
和ローファンタジーです。ご一読頂けると幸いです。
二〇一〇年──科学と医療が急発展した世界の日本。
豊かさと引き換えに人々は心をぞんざいに扱うようになり、その結果として黒い霧と、《物怪》による災いが引き起こされていた。
秋月燈は、とある事件をきっかけ記憶を失っていた。
彼女は記憶を取り戻すべく奔走する。
「それでも私は──過去を捨てない、絶対に諦めない!」
紅蓮の炎の向こうにある記憶を、彼女は果たして取り戻すことができるのか……!